飲料用に昆布を乾燥させて細かい粉末とし、塩、砂糖などの調味料を配合したもの。
また、これを湯に溶かした飲み物。

昆布の旨みとお茶を飲む習慣から、古くから楽しまれ、平安期に村上天皇が薬として用いたとの文献もある。

昆布は「よろこぶ」に通じるところから、めでたい行事に使われ、たとえば元旦(がんたん)や婚礼などのときに出す茶は、昆布茶であることが多い。

祝儀の席では、細く切った昆布をさらに結んだ結び昆布も使われる。

昆布茶にはヨードが含まれているため、新陳代謝を活発にする働きがあります。

昆布茶にはアルギン酸が含まれているため、便秘の解消にも効果的と言われています。