■なぜハクは千尋に「振り向かないで」と言ったの?

『振り向いてしまうと、トンネル付近にあるダルマになってしまうから』と言われています。

千尋は振り向こうとしました。しかし、振り向こうとした瞬間、銭婆からもらった髪留めが光り、そのおかげで踏みとどまり間一髪でした。

■千尋がトンネルを抜けたあとは記憶がないってホント?

記憶があっても全部夢だったのかと思うのかもしれません。

その時、銭婆からもらったゴムがあっちの世界にいたことの証拠になります。
銭婆は「記憶は自分の中にあってもそれを思い出せないだけ」と言っていますし、忘れたとしてもそれを手がかりに思いだして欲しかったのかもしれません。

■ハクは最後にどうなってしまったの?

「すべてのことはルールに従わなければならない」という世界観により湯婆婆の言葉通り八つ裂きにされる運命をハクは受け入れているのです。

千尋と最後に別れるシーンで、手を繋いでいた千尋の手が離れ、ハクの手だけが名残惜しく画面に残っています。
それは宮崎監督が、2人の永遠の別れを表現しているとの記述があったと思います。
ハクが千尋と再び会う約束をしているのは、ハクが死に魂のみになって人間界に行く、という風に考えられると思います。

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