1時間座り続けると22分寿命が短くなるという計算

「座りっぱなしは第2の喫煙」とも言われている

オーストラリアの研究機関によると、1日に座っている時間が４時間未満の人に比べ、8〜11時間の人の死亡リスクは15％増、11時間以上だと40％増になるという報告も

がんの場合、座っている時間が長いほどがんの罹患リスクが高くなる。顕著なのは大腸がんと乳がんで、座りすぎによって大腸がんは30％、乳がんは17％も罹患リスクが上がる

一言でいえば、座ったまま動かないことによる弊害。人体の筋肉の中で約7割を占める足の筋肉が動かないため、血流が滞り、代謝機能が低下するからだと言われています

長期化すれば全身が巻き込まれて、糖尿病、高血圧、脳梗塞、心疾患、がん、さらにはうつ病や認知症などあらゆる病の引き金となる

ＷＨＯ（世界保健機関）も「世界で年間約200万人の死因になる」と注意喚起している

1日30分以上のウォーキングやランニングなどの運動を週5日実施していても、相殺できない。