1800年代にアメリカ合衆国で初めて発生が確認された際に、同地域において、ヒトのコレラが流行していたことから、関連は判然としないまま hog cholera と命名されたことに由来している。
ブタ、イノシシに感染し、ヒトには感染しない。
ヒトが、豚コレラにかかったブタの肉を食べても感染することはない。

◆1918~1919年に大流行「スペインかぜ(インフルエンザ)」

1918年から1919年にかけ全世界的に大流行したインフルエンザの通称。
アメリカ疾病予防管理センターによるインフルエンザ・パンデミック重度指数においては最上位のカテゴリー5に分類される。
第一次世界大戦の死者は1600万人、第二次世界大戦の死者は5000~8000万人であることから、戦争と同程度かそれ以上の大きな被害です。
感染者5億人、死者5,000万~1億人と、爆発的に流行。

若者が多く死亡した理由が2018年に判明した

スペイン風邪の流行における驚きの1つが、20代や30代の人々が大きな被害。
インフルエンザにかかりやすい高齢者が生き残る割合が高かったという。
1889年にA型インフルエンザH3N8亜型が大流行したことで、子どもの頃にH3N8亜型への免疫が作られ、スペイン風邪のH1N1型に耐性を持たない世代が発生していたためだとみられています。
高齢者たちは若い頃にH1N1型への「免疫刷り込み」が生じていたため、ウイルスに対して耐性があったわけです。

次に来る大規模な感染に対しては準備不足?

この記事が気に入ったら
いいね!しよう

最新情報をお届けします!

Twitterでウェブオピをフォローしよう!