ブルーライトで肌の色が変わる「スマホ日焼け」 iPhoneやAndroidで簡単に防ぐ方法とは
近年、問題視されているブルーライトで肌の色が変わる「スマホ日焼け」について、スマホの設定で簡単に軽減する方法などをまとめました。
「ブルーライト」ってなに?
網膜に到達する光の中で、紫外線にもっとも近い強いエネルギーを持つ光が、ブルーライト。
デジタルディスプレイから発せられるブルーライトは、眼や身体に大きな負担をかける
厚生労働省のガイドラインでも「1時間のVDT(デジタルディスプレイ機器)作業を行った際には、15分程度の休憩を取る」ことが推奨されています。
フランスの研究チームが「スマホ焼け」を解明
2014年に、フランスのニース大学の研究チームが、ブルーライトと日焼けの関係について論文を発表。
実験では、同じ強さ・同じ量のブルーライトと赤い光を、肌に当てて反応を比べた。
その結果、なんとブルーライトを当てた方だけ、お肌が色素沈着を起こしてしまったそうです。
▼POINT
⑴ブルーライトをあてると、1時間以内に肌が変色し始める
⑵その色素沈着が、3週間~3ヶ月残る場合がある
⑶高いエネルギーのブルーライトほど、肌の変色も濃くなる
画面の明るさは関係あるの?
スマホの設定画面から、明るさ調整もできるので、夜は画面の明るさを暗めに設定するといった方法も効果があります。
画面の色を調整する機能で、少し赤みがかった画面になり目への刺激の軽減とともに、顔への影響も和らげる効果が期待できる。
無料でインストールできる、スマホのブルーライト軽減アプリを使う手も。
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ブルーライトとは、波長が380~500nm(ナノメートル)の青色光のこと。可視光線の中で、最も強いエネルギーを持つ光。ヒトの目で見ることのできる光=可視光線の中でも、もっとも波長が短く、強いエネルギーを持っており、角膜や水晶体で吸収されずに網膜まで到達します。パソコンやスマートフォンなどのLEDディスプレイやLED照明には、このブルーライトが多く含まれています。