ゴクラクインコ

ゴクラクインコ

ゴクラクインコ(英名PARADISE PARROT)の名は、その姿の美しさ故につけられた。ゴクラクインコを飼うことは、イギリスで大ブームになったが、そこで繁殖するというわけにはいかなかった。ゴクラクインコは飼うのが難しく、短期間で死んでしまう上に、蟻塚に巣を作るという(室内での繁殖には致命的な)習性があったのである。観賞用としての乱獲に加えて、牧場や移入動物によってゴクラクインコの生息環境が破壊されたためである。1921年に一組のつがいが発見され、1927年には卵を孵すところも確認されたが、やがて巣を放棄して姿を消した。卵はみな腐っていた。それ以降、ゴクラクインコの姿を見た者はいない。

【哀悼】ピンタゾウガメ

【哀悼】ピンタゾウガメ

ロンサム・ジョージ!1頭もガラパゴスゾウガメがいなくなってしまったとされていたピンタ島で1971年に60年ぶりに発見された雄のゾウガメ(発見時は2頭であったが、1頭は発見後まもなく死んでしまった)であったが、2012年6月24日に飼育先で死亡しているのが見つかった。DNA鑑定によれば確かにピンタ島固有の亜種であり、他のどのゾウガメとも違う遺伝子である。体重88kg、体長102cm。

シマワラビー

シマワラビー

オーストラリア南部に生息。シマワラビーは走力、ジャンプ力、バランス感覚、危険察知能力など高く、超一流のアスリートのような動物だった。
・19世紀頃に移住してきたヨーロッパ人が開拓を始め住みかを奪われた。
・移民の家畜を襲う害獣としてきらわれ、1頭につき6ペンスの報奨金がかけられた。貧しい移民たちにはいい収入源になってしまい、ワラビ-狩りが始まってしまう。さらに独特な模様の毛皮も高く売れてこぞって捕獲するようになってしまった。
等色々な原因があり、1931年に絶滅。

ミヤココキクガシラコウモリ

ミヤココキクガシラコウモリ

ミヤココキクガシラコウモリ(宮古小菊頭蝙蝠、学名:Rhinolophus pumilus miyakonis)は、翼手目キクガシラコウモリ科に属するコウモリ。宮古方言でカートゥイとも呼ばれる。日本固有亜種(種としても固有種)であり、宮古島及び伊良部島に生息していたが、2012年絶滅種に指定された。

アルゲンタビス・マグニフィセンス

アルゲンタビス・マグニフィセンス

アルゲンタビスは600万年ほど前、現在の南米アルゼンチンに棲息していたとてつもなく大きなコンドルです。空を飛ぶ鳥類の中では地球史上最大と言われ、体重は70〜100kg、120kgとも言われる。翼長は最大8m。

ドラコレックス・ホグワーツィア

ドラコレックス・ホグワーツィア

白亜紀の北米大陸に生息していた恐竜である。2003年にアメリカ合衆国サウス・ダコタ州で発見されたが、その頭骨が、あまりにも伝説や「ハリー・ポッター」シリーズに出てくる西洋の竜(ドラゴン)のそれに酷似していた為、(草食恐竜であり、また二足歩行動物ではあるが)2006年にロバート・バッカーによって、ラテン語で「ホグワーツの竜王」を意味する学名を付けられ、記載された。

ウシウマ

ウシウマ

ウシウマは、種子島などで飼育されていた日本在来馬の一品種で絶滅した小型の家畜馬。1598年(慶長3年)、慶長の役で明軍が使役していたものを島津義弘が朝鮮半島から持ち帰ったのが始まりともされるが、その起源には不明な部分が多い。1946年(昭和21年)6月頃、西之表で飼育の最後の個体が死に、ウシウマは絶滅した。

バルバドスアライグマ

バルバドスアライグマ

カリブ海・小アンティル諸島のバルバドス島に生息していた。18世紀中期にはすでに、バルバドスアライグマは農産物に被害を与える害獣として駆除の対象になっていた。農地開発によってバルバドスアライグマの生息地は減少していった。人間のゴミを漁っていたともいうが、生息地減少の影響に伴う悪循環の一つと考えられる。そして、19世紀以降の毛皮産業の発展や、ペットとしてのアライグマの人気によって、バルバドスアライグマは乱獲され減少の一途をたどった。1970年に絶滅したとされている(1964年説もある)。

マンモス

マンモス

更新世末期にあたる約4万~数千年前に、多くの大型哺乳類と共にマンモスは絶滅した。

インドリコテリウム

インドリコテリウム

およそ3600万~2400万年前(新生代第三紀の始新世末期から漸新世後期)に、中央アジアから中国、東ヨーロッパにかけて生息していたサイ科の巨大な哺乳動物。現在、学名はパラケラテリウムに変更されているが、旧名であるインドリコテリウムと呼ばれる事も多い。これまで地球上に現われた最大の陸生哺乳類とされる。サイの仲間であるが、角はなく、首が比較的長かった。

ギガントピテクス

ギガントピテクス

ヒト上科の絶滅した属の一つである、大型類人猿。 身長約3m、体重約300- 540kgに達すると推測される。現在知られる限り、史上最大のヒト上科動物であり、かつ、史上最大の霊長類である。30万年前あたりを境にしてそれ以降確認されない。

アスエロチュウベイクモザル

アスエロチュウベイクモザル

こんな画像しかありませんでした。パナマ共和国のパナマ運河の西南約200kmにあるアスエロ半島に生息。
手は4本で親指がない、シッポの先は毛がなく滑りにくいので、物に巻きつけるには便利だった。性格はいたっておだやかでペットにしていた人が多かった。
捕獲されたアスエロチュウベイクモザルは、1960年代以降は生態実験用サルにもなった。小ザルを捕まえるため親ザルを殺すこともしばしばあったそうだ。先住民はペットにしたり毒矢で殺して食料にもした、毒矢で撃たれても手足や尾で木にぶらさがって地上に落ちないサルもいたらしい。1990年に絶滅。

メガネウ

メガネウ

探検家やラッコ猟の猟師が食用として乱獲したことにより、1852年頃に絶滅したとされる。

ケープライオン

ケープライオン

現在の南アフリカ共和国にあたる地域に生息していた。メスの剥製標本で全長264cmという記録があり、バーバリライオンと並ぶ最大のライオンとされることもある。
南アフリカは当初オランダ人が沿岸部に進出し、後からイギリス人がやってきた。オランダ人(アフリカーナーと自称した)はイギリスの支配から逃れるために先住民と戦って内陸に移動し、1852年にトランスヴァール共和国、1854年にオレンジ自由国を建設した。また南アフリカは当時から鉱物を豊富に産出していたため、それだけ人間による開発も盛んであった。これらの事情によりケープライオンの生息地は減少し、1865年を最後に絶滅したとされる。

ウミベミンク

ウミベミンク

習性
柔軟な体で、泳ぎが大得意。6mの深さまで潜り、30分も潜水ができた。爪は獲物を捕るため鋭かった。
絶滅の原因
先住民によって食用のための肉と装飾品用の毛皮のため捕獲された。ミンクは犬によって岩の割れ目に追い込まれて、掘り出され、燻しだされ捕らわれた。
1894年に絶滅

この記事が気に入ったら
いいね!しよう

最新情報をお届けします!

Twitterでウェブオピをフォローしよう!

関連するキーワード