【作品情報】

『もののけ姫』
・1997年7月12日公開
・興行収入193億円
・観客動員1420万人

後のトトロだった!?

もののけ姫のラストの出てくるコダマは、後々トトロに進化したらしい。

宮崎駿監督は、最後に出てきた木霊が数百年後にトトロになったという『イメージ』でもののけ姫を制作したそうです。

コダマに関する逸話として衝撃的なのが、実はコダマは成長すると『となりのトトロ』に登場するトトロになるという噂。

どちらもスタジオジブリの宮崎駿監督作品とはいえ、作品の時代設定も、キャラクターの姿や大きさも全然違うので嘘のような話なのですが、実はこちら宮崎駿自身が語った発言が元となっています。

タタラ工場はハンセン病の患者をかくまって生活させている施設

タタラ工場にいる女性はこういった、「行くあてのない私たちをエボシ様だけが受け入れてくれた」。そしてタタラ工場にいる包帯を巻いた病気のような人たち。彼らはどうしたのだろうか?

昔の日本ではハンセン病の患者は社会的に差別の対象となり、一般社会で生活していく事が困難だったという。なのでエボシ様はタタラ工場をつくりハンセン病の患者が自立して生きて行ける社会を作ったのだ。それがタタラ工場というわけである。

もののけ姫は税金対策だった?

全く別の都市伝説であるが、実はもののけ姫の制作は前向きな形で始まったのでは無かったのだそうだ。スタジオジブリは1990年代後半に作品から得られる印税やグッズの販売が好調で多額の税金を収める必要があったのだそうだ。

なので、税金対策として、経費をバンと使える事=映画製作!という事でジブリ史上最高額とも噂されている「もののけ姫」を制作したのだった。経費を使うなら映画に使おう!というのが何ともジブリらしいといえばジブリらしい。

サンのセリフの意味とは?ブルーレイ発売にも影響?

サンのセリフからもジブリ作品としての、
いや宮崎駿監督の意図するメッセージを垣間見ることができます。

「そのノド切り裂いて。二度とむだ口がたたけぬようにしてやる」
「アシタカは好きだ、でも人間を許すことはできない」
といったセリフがあります。

それらのセリフは、人間界と自然界に翻弄されてきたサンの生い立ちから生まれた言葉です。そして、それは現代に潜む様々な邪悪と闘うことにも当てはまります。

サンのセリフに込められた強いメッセージが同作品のブルーレイ化に影響を与えたのかもしれません。(現在は発売されています。)

『もののけ姫』は『アシタカせっき』というタイトルに変わっていたかも!?

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