人類が戦ってきた『世界的に流行した感染(パンデミック)の歴史』
過去、世界的に流行した特に有名な感染症をまとめてみました。
パンデミック(英語: pandemic)とは、ある病気(感染症)が国中あるいは世界中で流行すること。ある感染症(特に伝染病)の(顕著な感染や死亡被害が著しい事態を想定した)世界的な流行。
◆14世紀にヨーロッパで大流行「黒死病(ペスト)」
ペスト菌が感染することで起きる感染症(伝染病)である。死亡率(致命率)が高く、60~90%である。
14世紀にヨーロッパで猛威をふるったペストは、そのまま放置すると肺炎などにより ほぼ100%の人が死亡。
皮膚が黒くなり死んでいった人も多かったので 「Black Deth 黒死病」と呼ばれるようになった。
特に14世紀に起きたペストの大流行では、世界で1億人ほどの人々が死に、当時の世界人口を4億5000万人から3億5000万人にまで減少させた。
感染経路で新たな事実が発覚した
これまで、ネズミの体内で細菌が繁殖し、その血を吸ったノミがその後人間の血を吸ったときに細菌を吐き出すことに関係があるとされてきた。
つまり、害虫や害獣の急増によってペストが発生し、継続したと考えられてきた。
ところが、17世紀に英国の小さな村で起きた感染に関する最新の分析は、これまでの考えが疑問を投げかけることになった。
人から人への感染が全体の75パーセント
ペストの感染状況を新たに分析した研究グループは、ネズミから人への感染は全体の4分の1に過ぎず、残りは人から人への感染であったと推定している。
誰が感染するかについては、年齢や貧富の状態、家族構成などが大きく影響することがわかった。
裕福な村民のペスト感染率が低かったのは、一般村民や害虫・害獣との接触が少なかったためと考えられる。
歴史上のひとつの感染例の分析にすぎないとはいえ、感染病経路の研究は今後の公衆衛生にも大きな意味があるだろう。
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